びわこベース 第三十二回 サイエンスカフェのご案内
オオサンショウウオ生態保全教育文化研究所・田口勇輝さんによる
『オオサンショウウオに人生をささげる –そのフシギな魅力と持続可能な未来に向けて–』
オオサンショウウオは国の特別天然記念物ですが、その魅力あふれる生態に、国内だけでなく世界中から注目が集まっています。1.5メートルにもなる大きな体や、小さな小さなツブラな瞳、人の赤ちゃんのような可愛らしい手のひらは人気のチャームポイントです。また2300万年もの間ほとんど姿を変えていない「生きた化石」と呼ばれる姿には、壮大なロマンを感じます。ゆっくりおっとりとしてそうで、狩りのスピードはたった0.05秒の早わざ！ そんな魅力的な生態の数々をご紹介するとともに、様々な保全上の問題も取り上げて、持続可能な未来について皆さんと一緒に考えられればと思います。
●２月１日（土）14時～17時
●参加費（入場料＋飲み物＋お菓子）大人1500円、子供500円
●先着順で定員15名とさせていただきます。
参加申し込みはびわこベースホームページのcontact欄に参加希望者氏名をご記入いただきサイエンスカフェ参加希望と必ずご記入ください。
サイエンスカフェ開催中（14時～17時）はご予約の方以外入場頂けませんのでご了承ください。
田口勇輝（たぐち ゆうき）
京都大学地球環境学舎の在学時に兵庫県立人と自然の博物館に勤務、博士号取得後に広島市安佐動物公園に勤務。12年間、オオサンショウウオ保護増殖施設の担当者として飼育繁殖や共同研究に取り組む。2024年4月、オオサンショウウオに人生をささげるべく独立し、各地の生息地調査や保全啓発活動に従事。日本オオサンショウウオの会事務局長、広島大学オオサンショウウオ保全対策プロジェクト研究センター客員研究員。現在、43歳。
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